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4月 18, 2023

2023年:旅への情熱

幸せへの鍵は、物を集めることではなく、体験を増やすことだと言われています。トリップアドバイザーが実施した最新の調査では、多くの旅行者がこの考えを持っていることが判明しました。 実際、旅行を優先しており、以前よりも壮大な旅行をより多く計画するようになっています。また、宿泊施設が予算の半分近くを占めるようになっています。このような旅行者の関心を集めて、予約を獲得するために、ホテルのオーナー様が知っておきたい情報をご紹介します。

今後の旅行に対する旅行者の意識は、ホテルのオーナー様にとって前向きなものとなっています。

今後数年間における旅行業界の回復に向けて、トリップアドバイザーは以下のことを調査したいと考えました。景気の変動や特定地域の先行きの不透明感にもかかわらず、旅行者は旅行したいと考えているのか。これを明らかにするため、トリップアドバイザーは、6か国(米国、英国、日本、シンガポール、インド、オーストラリア)の4,959人の消費者を対象に、多面的な分析を実施しました。

調査の結果は、非常に前向きなものとなりました。旅行者は世界を旅したいという変わらない情熱を抱いており、需要は2019年の水準にまで回復しています。調査対象の旅行者の93%が今年旅行を計画しており、半数以上(55%)が3回以上の旅行を計画しています。

この旅行に対する情熱は、旅費に関する旅行者の考え方にも反映されています。調査対象の78%の旅行者が、来年は2019年の旅費と同額以上を費やす予定です。また、ほとんどの旅行者は、景気の変動が著しいことを認識していても、旅行の計画に変更はないと回答しています。95%の回答者が、旅行に向けてお金を貯めるために、他の支出を減らすほうがいいと回答しました。

旅行業界が回復しているなか、旅行者が海外旅行を再開することは明らかです。レポート全文はこちらからダウンロードできます。また、旅行者の旅行の計画方法や予算の立て方について、ホテルオーナー様に役立つ情報を以下にご紹介します。

旅行の満足度は宿泊施設が鍵

旅行者が旅行の全体予算を考えるとき、大きな金額の主な支出先は宿泊施設です。多くの場合、贅沢をする傾向がある1つは宿泊施設です。つまり、宿泊施設は旅先での「自宅」となり、旅の中心となるからです。 旅行者は宿泊施設の決定を重視しており、半数以上(51%)が、宿泊施設の選択を失敗した場合、旅行が台無しになる可能性が最も高いと回答しています。

旅行を台無しにする主な要因

出典:トリップアドバイザー「Travel Beats」レポート(2022年8月)、N=2,764:オーストラリア、イタリア、日本、シンガポール、英国、米国
質問:次のうち、どんなことが原因で旅行が台無しになる場合があると思いますか?

実際、調査対象の旅行者の3分の1が、通常1泊200ドル以上の宿泊施設を予約しています。多くの旅行者にとって、これは自分へのご褒美となります。19%の旅行者が1泊400ドル以上の宿泊施設で豪華に滞在しています。また、最大53%の旅行者が特別な日に1泊200ドル以上を費やすと回答しています。これは通常の予約と比較して20%多い数字です。

この傾向はすでに広く見られています。2023年1月のトリップアドバイザーの検索データと、2022年の同じ日付および旅行期間を比較すると、トリップアドバイザーを利用する北米、中南米、アジア太平洋の旅行者の間で25%以上の2桁成長が見られます。

旅行先市場別の平均滞在期間と予約額

ユーザーが入力した日付での宿泊のみ(2023年1月25日~31日に検索し2023年1月25日~4月30日にチェックイン、大人2名)

出典:  トリップアドバイザー社内データ

旅行者は予算に配慮しながらも、特別な旅行体験をしたいと考えており、代わりに他の出費を抑えたいと考えています。思い出に残る体験を提供できるかどうかは、ホテルのオーナー様次第となります。

旅行者は「もっと」を求めている

旅行者が旅行の未来をどのように考えているかを一言で表すとすれば、「もっと」です。 パンデミックの影響が収束するなか、旅行者は贅沢という選択肢を見つけ、存分に楽しんでいます。旅行者に最も興味のある旅行のタイプを質問したところ、次のような回答が得られました。

  • もっとリラックス:36%が「リラックスして元気を回復したい」と回答しました。 マーケティング資料で旅行者がのんびりとリラックスできるようなホテルの設備・サービスを強調すると、くつろぎたい旅行者にアピールできます。
  • もっとつながる:パンデミック後に旅行を再開するのは、日常生活から逃れるためだけではありません。家族や友人との思い出作りが2位、友人や家族に直接会いに行くが4位にランクインしました。施設でこのような交流を促進することや、多世代や複数の家族での旅行を活性化することは、この需要に対応する2つの方法です。
  • もっと長期で:旅行者は旅先での滞在期間を以前よりも長くする予定と回答しています。旅行の平均期間は3~6日ですが、2019年と比較して、1週間以上の旅行を計画する旅行者の割合が増加しています。デジタルノマドや柔軟なリモートワークが増加し、旅行者はペースをゆるめることに関心があるため、2週間以上滞在する宿泊客に特典を提供し、Wi-Fi接続を最適化することで、このタイプの旅行者にアピールすることができます。

施設への影響とは

旅行の需要が本格的に回復しています。旅行者は、トリップアドバイザーで検索し、次の旅行にぴったりの宿泊施設を探しています。そのような旅行者にアピールするには、トリップアドバイザーでの存在感を最大限に高めることです。おすすめの写真、動画、口コミなどを活用すると、ウェブ上で施設の魅力をアピールできます。また、ホテルの注目度を高めて、予約数アップに役立つプロダクトをご用意しています。

さっそく始めませんか?

出典:トリップアドバイザー、An Economic Portrait of the Traveler(旅行者の経済ポートレート)、N=4,959。オーストラリア、日本、シンガポール、英国、米国、インド。 2022年9月

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